……っとその前に!!
いきなり文章を書き始める前にやるべきことがあります。
この記事の内容は、ライティングをする上で非常に大切なこととなりますので、何度も読んでみて下さい!
記事の目的を明確化する
まずはなんのための記事なのか目的を明確化しましょう。
読み手に主題のテーマを理解して欲しいのか、その上で商品やサービスにつなげたいのか意識しておいてください。
- 読み手に〇〇を紹介して理解してもらうため
- 読み手に〇〇を紹介して、実際に行動してもらうため
- 読み手に〇〇の商品・サービスを購入してもらうため
映画や小説では結論をあえてみせず想像が掻き立てられるようなものもありますが、Webでの情報発信において読み手はまず結論となる情報を知りたいのが大多数です。
結論を出しにくい類の題材などもありますがそれでも自分なりの結論を決めておきましょう。
記事のターゲットを決める
ターゲット(読む人)を想定することはライティングの基本です。
自分の記事に訪問してほしいターゲットを決めましょう。
たとえば、「冬のコートの選び方」の記事を書くとすれば、ファッションを重視する若い女性向けの場合と高齢者向けでは、記事の内容は当然変わってきます。
下記のように詳細にイメージしたターゲットをマーケティング用語で「ペルソナ」といいます。一記事一記事に対してペルソナを設定するのは大変ですが、ペルソナを一度も作ったことがない人は、これを機に一度ペルソナを作ってみても良いかもしれません。
読む相手のイメージが固まっていれば、文章や写真もその人に共感してもらいやすく作成することができます。誰に向けて書くのかを具体的に考えてください。
何のキーワードで上位表示したいかを決めよう
次に各記事で実際にターゲットがどんなキーワードを利用するかを想定して重点キーワードを決めましょう。ターゲットの悩み事や欲求を想定することで、ターゲットが利用しそうなキーワードを予測することができます。
- Webスクール 大阪
- ホームページ 自分で作る
- ホームページ作成 セミナー
「ホームページ」などの一語で上位表示を目指すのは簡単ではありません。まずは、「〇〇 + 〇〇」のように2語、あるいは「〇〇 + 〇〇 + 〇〇」のように3語で上位表示を狙いましょう。
実際に検索して競合サイトを調査する
キーワードが決まったら、実際にそのキーワードで検索してみて、上位5〜10サイト程度のコンテンツを確認してみましょう。
ここで検索上位の競合サイトの内容が自分の思っている内容と全く違ったり、コンテンツの質と量が圧倒的で勝てる見込みがなさそうな場合は、別のキーワードの組み合わせを探すようにします。
上位サイトの内容をそのまま真似してはいけませんが、競合のコンテンツがどのような構成になっているか量と質を参考にすることはとても勉強になります。
例えば、以下のような項目は簡単にチェックしやすいと思います。
- 競合サイトのタイトルはどのようなキーワードを使っているか
- 競合サイトの各見出し・文章構成はどのくらいか
- 競合サイトの文章量(ボリューム)はどのくらいか
競合のコンテンツを参考にしながら、差別化できるかを考え、自分だけのオリジナル情報を入れていくような形を考えていくと良いかと思います。
なお、競合調査をする時は、普段お使いのWebブラウザでシークレットモード(プライベートブラウズ)で検索して調べましょう。
シークレットモードは自分の閲覧履歴やCookieが残らないブラウザのモードです。通常利用しているWebブラウザは自分の閲覧履歴が残っていて、Googleがその人がよく見るサイトを意図的に上位表示するため正しい検索結果がわかりません。
そのため、自分の履歴が残っていないシークレットモードで検索する必要があります。
■Chromeのシークレットモード(ファイル>新規シークレットウインドウで起動できます)
- 目的を明確化する
- ターゲットを決める
- キーワードを決める
- 競合サイトを調査する
●ライティング
1-1. Webライティングとは
1-2. Webライティングの特性
2-1. キーワードを意識してタイトルを決めよう
2-2. ロジカルライティング・エモーショナルライティングを活用して構成を作ろう
2-3. 強力な訴求力をもつストーリーテリング
3-1. 「読んでわかる」よりも「見てわかる」文章を作ろう
4-1. タイトル作成のコツ
●デザイン
1-1. デザインの役割と重要性について
1-2. デザインの対象物とそれぞれの特性
1-3. デザインの進め方
2-1. デザインの4つの基本原則を意識する
3-1. カラーホイール(色相環)
3-2. 配色のルールと色の見え方
4-1. タイポグラフィとは
4-2. 文字の種類と基本的なフォント
4-3. フォントの選び方
5-1. 写真・画像が果たす役割について