企画を即興で作る裏技!企画力【裏の話】
人は、
そんなにはっきりといった「意見」を
持っていない生き物です。
人は何も欲しくない。
だから、セールスマンのSTORYを買う。
つまりは、
何を「売る」じゃなくて、
どんな「STORY」を描けるか。
今回は、いろんな場面で役立つ、
企画を即興で作る裏技をお伝えします!
ではいってみましょう!
企画を即興で作る裏技!
例えば、職場でこんな依頼されたとしたらどうしますか?
課長:「〇〇部長が栄転することになった。
ちょっとお店の予約取ってくれないか。
今日開催で!ヨロシク!」
・・・かなりぶん投げですよね!??
A案:まずは部長を気持ち良くさせよう。
B案:みんなの意見で多いところを選ぼう。
C案:こういう会で1番人気なのは中華らしい。中華を嫌いな人はいないから。中華なら会費は3000~4000円のようだ。そういったお店をリサーチしよう。
さて・・・・・
どれがベストな選択でしょうか?
決められないですよね??
ぶん投げほど辛いものはない。
人は条件の中でしか、考えられないものです。
「自由に考えてくれ」という指示は逆に難しい。
・こういうお客様に。
・こういうコンセプトで。
・こういう雰囲気で。
・これくらいの予算で。
エッジのたった企画というのは、
このように前提条件がしっかりしている時にこそ発揮されます。
(企画の王道)
・企画は「条件」があって初めて意義を持つ。
・大半の人が企画しなければならないシチュエーションは、「条件」が広すぎる。
(前例の課長のように、無策・何も考えていない人に企画を提案するのが大半)
・なぜ、そのアウトプット(企画)に行きついたかが、とても重要。
条件が広すぎると、A案、B案、C案。
結論、どれも正解になりうる。
ストーリーを持っていれば、
その企画は素晴らしいものに生まれ変わるため。
・・・・・・・・・・・・・
もう少し詳しく説明します。
人はそんなにはっきりといった「意見」持っていない生き物。
明解に「こうしたい」というのがない。
何もイメージがない人・ぼんやり思考の人
にいきなり企画を持っていっても、
100%響きません。
条件がないならば創る!!
企画を作る裏技を活かせるシーン
このSTORYを創るスキルは、このような場面で使えます。
・クライアントへの資料提出。
「この資料は相手の上長に説明しやすいから」
・よくわからないけど、これ「欲しい」と思わせた人を動かす。
「売れているから、持っていないと乗り遅れそうだから、、買ったんだ」
【重要】
決断できない相手に必要な「企画」
= 相手に言い訳を与えられる「企画」
このSTORYで、
世の中のほとんどの企画は成り立っています。
結論、企画の裏とは、
何を「売る」じゃなくて、
どんな「STORY」を描くか。
もし、
少数ですが具体的な条件、
イメージを持っている人が相手なら。
王道の企画のやり方が必要です。