企画リサーチの方法は捨てる勇気をもって絞ること!【王道のやり方】
ある日、企画を任されたとします。
そんな時こう思うと思います。
「企画」ってどうやればいいのよ!?
王道のやり方って何!?
物事を学ぶときはまず基礎からが大事です。
今回は、企画に携わる上で最重要となる、
企画の基本:王道の方法についてお伝えしていきます!
それではいってみましょう!
企画力「王道のやり方」
企画力において王道のやり方とは、
リサーチから捨てる勇気をもって絞ることです!
このようなステップとなります。
<企画には王道のステップがあります>
①リサーチ
↓
②ターゲット設定+コンセプト決定
↓
③アプトプット
※しかし、企画において
王道が通用するケースは稀であるのが実情です。
そのため、先に企画力<まずは裏の話>を
ご覧いただくのをオススメします。
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①リサーチ
王道の企画で重視することは、
とにかく
リサーチ、リサーチ、リサーチ!!!
・なぜ〇〇が売れているのか?
・どんな層に売れているのか?
・弱点は何だ?
リサーチが多ければ多いほど、
他と差別化をはかれる。
<世界中から情報集めるぞ!という意気で>
ここでのリサーチ量が、
その後の結果に大きく影響します。
②ターゲット設定+コンセプト決定
その情報をもって、これを決めていく。
「誰に」
「何を」
集めた情報を取捨選択。
リサーチした情報から、
「誰に」「なにを」伝えるのか。
ここで勝負が決まると言っていい。
重要なのは、捨てる勇気!
このステップが肝。
捨てられないパターンはこれ!
20代男性にこれ伝えたい。
30代女性にはこれを。
高年齢層にはこれを伝えたいな~。
この人にこう。
この人にはこう。
この人にはこう言いたい。
このような、
幾つもターゲットを立てるやり方は良くない。
結局、ぼやけます。
例えば、会社であった話です。
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マーケティング部の資料を見ていたときのこと、
ターゲット層の欄には、
「20~50代男女」だったり、
「10~40代男性中心」だったり、
とにかくターゲットが広すぎ!!!
と感じました。
だから、そんな商品は、
必ずモヤっとした結果でした。
「結局、誰に売りてぇんだよ!!?」
あぁ、マーケ部長の怒号が。。。
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あれも、これも、は何も残りません。
いかにエッジを立てられるか!?
エッジがたてば必ず波及する!
それは設定ターゲットを越えていきます。
③アウトプット
「誰に」「何を」が決まったら。
アウトプットする。
・どうすればそれがストレートに伝わるのか?
・話し言葉なのか、文語体なのか。
・シチュエーション、タレントは?
重要なのは、
「感情コピー」
温度を感じる言葉。
冷たいコピーはNG。
売れているものは、説明的でない
感情コピーがある。
感情コピーを書かないと、人は動かないのです。
情緒感を!
まとめると、
①リサーチ:「広く、広くから情報リサーチ」
②絞る:「誰に・何を。捨てる勇気でエッジを立てる」
③アウトプット:「感情コピー」
実際に企画力王道の方法をやってみた
このような企画力の記事を書いていると、
ついつい自分も企画を考えたくなります。
考えてみました!
テーマ:「日本の郷土料理」を広める企画
誰に:訪日外国人インフルエンサー
何を:日本郷土料理アンバサダーツアー
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東京だけでなく、日本に地方へも来てほしい!
さらにプレミアムな「できたて」。
47都道府県の現地へ訪れ、
千差万別の郷土料理を現地で楽しんでほしい。
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●郷土料理が受け入れられる土壌は広がっている!
・食料自給率引き上げのための地産地消ブーム。
・旅先で「こだわりを持って食べているもの」を調査。
地元グルメなど名物料理(60・0%)、訪問する土地の郷土料理(54・5%)JTB「食と旅の調査」
・JAPAN’S TASTY SECRET:
農山漁村の郷土料理を広く海外へ紹介し、
外国人が日本を訪れる契機となるよう冊子作成。
・アダム・フルフォード氏:
「日本人は食に対して非常に積極的に工夫する国民だと思います。栄養的にもバランスのとれたものが多いく、日本の郷土料理はそれを象徴しているものだと思っています。」
→徐々に受け入れられる土壌はでき始めている。
つまり、郷土料理はこういうこと。
「市場は広がり」
「外国人にも露出する機会が増えつつある」
成長の上昇気流に乗るチャンスがあると、
僕は思います。
さて次に、
郷土料理好きになった海外インフルエンサーが
思うのは、これかと思います。
「現地で、出来立てを食べてみたい!」
世界各地で日本食の魅力に取り憑かれた人間は、
次に、それが生まれた土地を見に行ってみたい!と思いそう。
好きなものの生まれた場所は、
やっぱり気になる気がします!
「秋田、長野、熊本、色んな地方にうまいもの!」
「東京以外でも、こんなオイシイ地方があった!」
こんな、ご当地訪問の魅力発見してもらいたい。
来てくれた人には、
そこでの体験を自国で伝えて欲しいです。
「日本は47都道府県にそれぞれの色があった」
それこそ郷土料理アンバサダー!
お客様に、
企画を通して楽しんでほしいコトはズバリ、
<都道府県の数だけある、47の魅力>
最後にアウトプットとして、
コピーを考えてみます。
日本の各々の土地で生まれた郷土料理が、
海外へ旅をして、
お客様を連れてまた地方へ帰ってくる。
これを例えるなら、
ヨーヨーのような。
輪ゴムのような。
ブーメランのような。
川へ戻る鮭 のような。
大海原で成長して、
次世代の卵を産むために、
命がけで母川回帰しする、鮭。
そこで、このコピーを。
「世界を回遊した郷土料理、
日本の未来へつなぐ地方回帰!」
世界へ行って大きくなり、帰って来た郷土料理は、
また次世代に繋いで大きな世界へ。
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企画で王道の方法 まとめ
①「企画」と聞くと、
センスとか小難しさを感じられると思うが、
結局はリサーチがすべて。
売りたい商品があれば、それをとことん調べ尽くすこと。
②「捨てる勇気」「絞る勇気」で
いかにエッジを立てられるか。
エッジがたてば必ず波及する。
③温度感のある、感情コピー