企画でレッドオーシャンを勝つ裏技【最も早く鍛えられるテクニック】
ブルーオーシャンなんて狙うな。
成功を模倣する。レッドオーシャンで目立つ。
聞きなれない戦略かと思います。
「普通は逆じゃない!?」
今回は、企画力の差で
レッドオーシャンで勝つ裏技をお伝えします!
ブルー・オーシャン:青い海、競合相手のいない領域。競争のない未開拓市場。
レッド・オーシャン:赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域。競争の激しい既存市場。
参照:Wikipedia ブルー・オーシャン戦略
どんな強豪ひしめき合う場所でも
勝っていけるようになるかもしれません!
それではどうぞ!
企画力の差でレッドオーシャンを勝つ裏技
「ブルーオーシャン」、魅力的な響きですよね。
現実の海だって、みんな青い海が好き(笑)
無人島のプライベートビーチなんて、さぞ気持ちいいでしょう。
でも、人っ子一人いない(競合がいない)
青いビーチなんて、そうそう見つかることはない。
(休日に湘南へ行きましたが、どこも人だらけ!)
みんなレッドオーシャンを体験してきている。
小・中の恋愛なんて、
まさに血みどろのレッドオーシャン!(笑)
「足が速い」
「容姿端麗」
そんな、目立つクラスメイトに人気は集中。
競争の激しい市場だったと思います。
(好意を伝えることなく、涙をのんだ人も多いのでは?)
それは、社会人になっても同じ。
「出世争い」
席数の決まった、
レッドーシャンを戦い抜かなければなりません。
勝ち抜くためには、ごますり、Yesマン、、
時にはグレーゾーンのことも。。。
「結婚」
年齢を重ねるにつれて、出会える層は狭くなる。
焦りますよね。(←僕も他人ごとではない笑)
人生で避けては通れない、
「レッドオーシャンを乗り越える技術」は
まさに必須スキルかと!
企画力を最も早く鍛えられるテクニック
ここから本題になります。
レッドオーシャンで目立つための戦略。
企画力を最も伸ばせる練習方法とは?
・・・・・・・・・・・・・・
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答えは、
「 模倣 」
パクリじゃなく、模倣。
パクリじゃん!と思われたら終了です。
受け取り側にパクリと思われないように、
オリジナリティを入れていく。
・ピカソとセザンヌ
スペインのピカソ美術館に行った時、驚きました。
いわゆる「教科書に載っていたピカソ」
のイメージで行くと、
多くの作品は忠実な風景画であり、
模写のうまい人というイメージ。
「えっ!?描いたの同じ人??」って感じました。
ピカソはセザンヌの模倣をしていた。
その後、「ゲルニカ」のようなオリジナルの世界観を生んだ。
いきなりゲルニカを生んだわけではないのです。
・資生堂TSUBAKIとソフトバンク白戸家
大貫卓也氏が創ったTSUBAKIのCM。
(大貫卓也・・・「プール冷えてます」「Hungry?」「TSUBAKI」など、次々と話題作を世に出した「クリエイティブの博報堂」の象徴的存在)
鈴木京香、竹内裕子、仲間由紀恵、、、
女優を一気に5人も登用したCMは、
業界に激震が走ったといいます。
テレビに放映するオンエア料を減らしてでも、
複数タレントを使いたい。
サンプリングやイベント含め、
広告宣伝費に資生堂最高額(2006年時)50億円を投資。
そして大ヒット!!
→多くのクリエイターが、同じく
「タレント複数起用」を行った。
しかし、ただのパクりが多かった!
TSUBAKIのケーススタディから学び、
オリジナリティを出して世間の評価を得たのが、
→電通 澤本氏による、ソフトバンクの白戸家。
ただタレントを出演させるだけでなく、
「お父さん犬」を中心に広がるユニークな
独自の世界観が好評です。
”CM総合研究所による年間ランキング
「BRAND OF THE YEAR」
2007年から2014年まで8年連続首位を獲得”
そのまんまのパクリは売れない。
そこにオリジナリティを入れる。
そもそも、
出発点の大貫卓也は天才なのでは・・・?
天才には勝てない・・・。
というとそうとは言い切れなく、
大ヒットした「TSUBAKI」もまた、
「オーシャンズ11」を模倣しているといいます。
「世の中で流行ってるんなら乗っかってみよう。
でも同じではつまんないから、
どうやってオリジナルにしようかな??」
このような感覚が大事です。
<<企画=模倣のススメ>>
駅構内、電車内なんて広告の宝庫。
練習し放題!!
自分なりに模倣してみることで、
本質を突く力と、
クリエイティブ力を鍛えらます。
これは、
企画に限らず、ビジネス全般に通ずるスキル。
0からのオリジナル企画なんて、
ほぼないと思っていいい。
受け取り側にパクリと思われないように、
オリジナリティを入れて行く。
本質を模倣し、側にアレンジを加える意識を!
「ブルーオーシャンなんて狙うな。
成功を模倣する。レッドオーシャンで目立つ!」
前回の、企画力(裏側の話)。
今回の、企画力(テクニック:模倣)
この2つだけで、
仕事の80~90%は網羅できます。
ただし、テクニックが光るのは、
基本があってこそ。
スポーツ選手が、基礎をないがしろにしては
活躍し続けられないように。
次記事で、企画にとっての基本、
「企画力の王道」について書きます。