バリスタ

ペイイットフォワード事件のスタバに憧れてイタリアひとり旅したら原付強盗に襲われた件

「ペイイットフォワード」

スタバのある事件で有名となった、

こちらの言葉をご存知でしょうか?

一言で言えば「恩送り」です。

 

 

会社で、

「後輩におごってあげようかな~」

といった感覚に近いかもしれません。

 

ただ、ペイイットフォワードと違いがあります。

それは、

「”顔”も”名前”も知らない人におごりますか?」

という点。

 

いかがでしょうか?

 

ペイ・イット・フォワード

=”見ず知らずの人に対しての善意”

 

 

この言葉は、

映画「ペイ・フォワード 可能の王国」

という映画で生まれた言葉です。

 

このリアル版として、

スタバで起こった出来事がありました。

(とてもイイ話なのです!!)

 

・・・また、

「本当にそんなことある~!?」と自らの身で確かめないと気が済まないタチの僕は、

そんな文化が残るイタリアへ旅立ちました。

 

まずはスタバの奇跡からご紹介。

 

スタバで他人にコーヒーをおごる 【2日間で750人】

スタバのドライブスルー型店舗で、

客が自分の後に来店した別の客にコーヒーをおごる行為がブームに。

 

その数なんと、2日間で750人!

 

コーヒーおごりリレー。

 

始まりは60歳代の女性客がだったそうです。

この行為が「ペイ・イット・フォワード」と呼ばれて話題になりました。

 

善意でおごってもらえるのはうれしいですよね。

誰だってそーする おれもそーする。

みたいなセリフがよぎります。

 

”Bar”での、

「あちらのお客様からです」

みたいなシーンはどうでしょうか?

 

”顔も見てない相手”にそれをするか?

と言われたら・・・悩みますよね(笑)

また、連鎖しないですし。

 

 

スタバの件との違いは、

これも、

”見ず知らずの人に対してなのか?”

といった点かと思います。

 

スタバのニュースを知り、

無償の思いやり(そもそも思いやりって無利益ありきですが)みたいなものに、

なんだか明るい気分になりました。

 

そしてこう思いました。

自分もそんな現場に出くわしたい!

 

体験しに行こう!

 

イタリア ナポリの恩送り「ソスペーゾ」

そこで訪れたイタリアの「ナポリ」

エスプレッソの生まれた街です。

(バリスタの一挙一動がマジでかっこいいです!!!)

 

 

古くからの、ある文化が残っています。

 

その名は「カフェ・ソスペーゾ」

「ペイ・イット・フォワード」のまんまカフェバージョンです。

→2杯分を支払い、見知らぬ誰かにコーヒーを恩送り。

 

こちら、先月体験してきました!

訪れたのは、世界で初めてエスプレッソを提供した「ガンブリヌス」。

 

・・・その結果ですが、

感想は「意外とフツーに終わったw」

 

 

僕「ソスペーゾ、プリーズ」

(めっちゃドキドキしてます笑)

 

不機嫌そうなおばちゃん「1ユーロプリーズ」

(顔色いっさい変わらない)

 

僕「お、OK。。」

ニコッとでも返してくれないのかな、、

 

と思った瞬間・・・

もぅ、めっちゃ反省しました!

 

「自分、見返り求めてるやん・・・」

恥ずかしくて死にたくなりました。

 

そりゃそうだ。

人としてまだまだ修行が足りんようです。

 

その罰なのか、

ホテルへの帰り道で原付強盗に遭いました(笑)

(初めて道路を引きずられた・・・)

 

・・・ただ、

「知らない誰かがコーヒー飲めれば良し!」

と気を取り直して、

出直しを誓ったのでした(笑)

 

「ペイ・イット・フォワード」

を体験してみたい方は是非行かれてみてください。

 

心の綺麗さが露わになって面白いです。