マインド

石川直樹/本当の辺境は自分。恋愛やビジネスの迷いって、これが原因では?

「旅するように写真を見る。」

このキャッチコピーに惹かれてやってきたのが、
石川直樹さんの写真展。

旧正月で、ベトナムから一時帰国した友達に連れられてやってきました。

写真も圧巻でしたが、

この言葉がずーっと頭に引っかかっております。
印象的で、ぜひ紹介したいと思いました!!

——————————————-
世の中で1番不可解のなのは?
——————————————-

世の中で、一番不可解なものは自分自身なのかもしれません。

「メディアを通して聞こえてくる声は、他の多くの声のほんの一部でしかない。土の上からかすかに聞こえる隣人の息吹をどれだけ感じられるか。今ここを意識しつつ、ここではない場所や自分と異なる人々について、少しのあいだ思いを巡らせてみることはそんなに難しいことじゃない。
もしかしたら、本当の辺境は自分の中にあるのかもしれない、とも思う。」

特に最後の1行。

「本当の辺境は自分の中にあるのかもしれない」

まさにその通り・・・!!
自分に言われたような気がしました。

初恋・・・自分の本音は?

例えば、初めて付き合えることになった時は嬉しいものですよね。

思い出すのも恥ずかしいくらい、昔のことですが・・

ゾッコンに惚れてた記憶があります。

「その人のためなら何でもしてあげたい!!」
と思ったり。

幾月か時が経って、
遠距離の関係になりました。

不安に駆られることも多くなります。
ネットメディアの声にも影響され、
こんな言葉が頭の中を支配し続けます。

「遠距離はやっぱ難しい」
「限界かな」

”遠距離恋愛=難しいもの”
という固定観念にとらわれました。

「ボッサードの法則」なんてものがあるとも知ったり。
(男女関係の心理的な距離は、物質的な距離に比例する)

自分の本音を見失い、”他の声”に影響されて思考を巡らせていたように思います。
自分の中が一番の辺境でした。

そんなことがあったので、

「君の名は。」や「時をかける少女」など、
そんな物理的距離にもメゲない姿には
グッとくるものがありました。

ビジネス・・・自分の本音は?

さて、このような現象ですが、
ビジネスでも大いに起こることと思います!

一昔前の、脱サラして一世一代の大勝負!とは異なり、
ビジネスが身近になればなるほど。

「天秤」:他者の声ー自分の本音
例えば、
”メディアを通して聞こえてくる声”

「〇〇ってビジネス流行りだよ!」
「〇〇は今ヤバイよ」

こんな言葉が聞こえてくると、
へぇ・・・と気になることもあるかもしれません。

あっち行って、こっち行って。

僕も初めてビジネスの世界に飛び込んだ時は、
何も分からずウロウロしていました。
他人の声に右往左往。

ある日、

「流行り廃りがある・・・それビジネスって言うのか!?」

という自問に、ハッとすると、

ビジネスでも、
自分の思いは辺境のままで、
物事進めていることに気づきました。

花火のような”一発屋”でなくて、

”長く続けていけること”
に重きを置いていきたい。

本音の気持ちをかけ間違えたまま進んでしまうと、
引き返すのも大変です。

登山する山を間違たことに途中で気づいたら、まず下山するのに苦労するようなものですね。

危ない危ない。

山で例えますと、
”自分の中にある辺境”とは富士の樹海のように感じます。

そこに迷うと、富士山頂への登山口も間違えてしまうことも。
(意味不明でしたらすみませんw)

「本当の辺境は自分の中にあるのかもしれない」

写真展に行き、
またこのことを改めたいと感じました。

石川直樹さんの写真展(〜3/24まで)
良かったです^ ^

・石川直樹「この星の光の地図を写す」

会期:2019年1月12日〜3月24日
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(ギャラリー1・2)
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00〜19:00(金土〜20:00)
休館日:月(祝日の場合は翌平日)、2月10日(全館休館日)
料金:一般 1200円 / 大学・高校生 800円 / 中学生以下無料